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  家具の豆知識  
<材料編
●無垢板(むくいた)
貼り合わせて作った合板ではなく、正真正銘の一枚板のこと。重厚で高級感があるが、合板より歪みやすい。
●突板(つきいた)
家具の側面や天板などになどに用いられるが、美しい木目部分をスライサーで薄く削った単板。それを板に貼ったものを化粧板と言う。この状態でよく使われます。
●集成材(しゅうせいざい)
小幅な木材を同じ繊維方向へ接着させながら一定の厚さに成形した板。均質で長大な材を作ることが出来ます。
●木質繊維板
木材をチップ状あるいは、繊維状に分解し、接着材で圧縮成形した板でパーティクルボードやMDF、ハードボード等のこと。
●F1合板
ホルムアルデヒドの放射濃度が極めて低い合板。JIS規格で放射濃度0.5mg/L以下をF1、5mg/L以下をF2、10mg/L以下をF3と区別しています。
●唐木(からき)
紫檀(したん)、黒檀(こくたん)、鉄刀木(たがやさん)、花梨(かりん)など、熱帯産の希少価値が高い高級銘木の代名詞。何れも、色合いが濃くて硬質な材です。
●柾目・板目(まさめ・いため)
丸太の中心に向かって挽いた時に現れる年輪が平行な木目を柾目といいます。それに対し、中心からずらして挽くと平行ではなく山形や筍形の木目が現れますが、これを板目といいます。家具のデザインや家具の適切と思われる場所に使い分けされます。
「家具用材として使われる樹木」
●桐(きり) ノウゼンカズラ科・キリ属
日本の伝統的な桐タンスで有名です。その他、家具の内装材でよく使われます。特に有名な桐材の産地は、岩手県の南部桐、福島県の会津桐、岡山県・広島県の備後桐などが有名です。桐の特性は、湿度をコントロールし衣服を守ってくれます。湿度の多い日本には、大切な材料です。
●ブナ ブナ科・ブナ属
高さ30mまでになる落葉高木で、樹皮は灰白色、ほぼ平滑である。北海道西南部から、九州までに分布し、日本の温帯林を代表する樹種で深山に多く見られる。古いくから、漆器木地、下駄歯、杓子、工具の柄、家具などに利用され来ました。家具材の主要なもののひとつで、とくに曲げ木の椅子が知られています。(参考資料:樹の事典)
●クリ ブナ科・クリ属
高さ20mまでになる落葉高木で北海道から九州(屋久島まで)、朝鮮半島南部に分布し、山野に普通に見られる。天井棹縁、格子、柵などとして、ことに京都で多く用いられていた。材は環孔材で心材は褐色、やや重硬で強靱、心材の耐朽性が高い。とくに豪快な如鱗木の現れた板物は、銘木としての価値が高い。家具のほか、車両、器具、彫刻などにも利用され用途は広い。(参考資料:樹の事典)
●ミズナラ ブナ科・ナラ属
高さ30mまでになる落葉高木で、北海道から九州まで、また朝鮮半島、中国東北に分布します。材は、環孔材で心材はくすんだ褐色、幅の広い放射組織を持つのが特徴で、それが柾目面(放射断面)で模様になって現れ、虎斑とか銀杢とかいわれます。重厚で強度が大、材面は、重厚な感触がある。とくに北海道のものが良質で、道産楢(ジャパニーズオーク)として、輸出もされ盛名を馳せました。(参考資料:樹の事典)
●ハンノキ カバノキ科・ハンノキ属
落葉高木で高さ15mまで、北海道から九州まで南千島、朝鮮半島、大陸東北部に分布し、湿地などに普通に見られる。(参考資料:樹の事典)
●ケヤキ ニレ科・ケヤキ属
高さ35mまでになる落葉高木で、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、台湾に分布し、庭園樹、公園樹、街路樹に、とくに社寺に多く植栽される。巨樹名木で天然記念物に指定されているものがある。材は、環孔材で心材は帯黄褐色、紅褐色、美しい杢が出るものがある。やや重硬で強靱、心材の耐朽性が高い。家具のほか建築の構造材・造作材・装飾材、特に社寺建築などに広く用いられる有用材である。(参考資料:樹の事典)
●ヒッコリー クルミ科・ぺカン属
高さ40mにもなる落葉高木で、北米東部産。環孔材で心材はくすんだ淡褐色、褐色。材は、やや重硬で強靱。運動具、特にスキー材としてもっとも有名。(参考資料:樹の事典)
●アサダ カバノキ科・アサダ属
高さ20mまでになる落葉高木で、北海道から九州まで、朝鮮半島、中国に分布し量は少ない。材は、散孔材で心材は紅褐色から褐色。重硬・緻密で、器具材、家具、機械、特にフローリングに賞用され、サクラと称して出されることが多い。(参考資料:樹の事典)
●タガヤサン マメ科・カワラケツメイ属
インドからインドネシアが原産と考えられるが、東南アジアに広く植栽。材は、散孔材、心材は黒褐色で淡色の斑紋がある。重硬。唐木の一つで、建築装飾材、細工物にも用いられる。
●シタン マメ科・ヒルギカズラ属
英名ブラックウッドは、ほぼこれに当り、ローズウッドはより軽軟なものも含めたこの類の広い名称。インドからインドネシアにかけて産する数種の樹木の材で、散孔材。心材は紫黒色、帯紅暗紫色など。ローズウッドには褐色系統および色調の濃淡あるものが含まれる。シタンは、ふつうきわめて重硬。(参考資料:樹の事典)
●カリン マメ科・ヤエヤマシタン属
インドシタンと言われることがある。バラ科の花木・果樹のカリンとは全く別である。東南アジア、太平洋地域に生育。材は散孔材、心材は美しい紅褐色、やや重硬または重硬。唐木のひとつで家具、建築装飾材などに用いられる。(参考資料:樹の事典)
●マホガニー センダン科・マホガニー属
木材で真正のマホガニーとされるのは、フロリダ南端から西インド諸島に分布する狭義のマホガニーと中米から南米北西部に分布するオオバマホガニーの二種で取扱上区別されることは少ない。材は散孔材で、心材は紅褐色など、ときに交走木理があり、肌目はやや粗い。重さ・硬さはほぼ中庸、欠点が少なく耐朽性が高い。(参考資料:樹の事典)
●マトア ムクロジ科・バンリュウガン科
ポリネシアからソロモン、ニューギニアに産し、木材はふつうマトアまたはタウンとして知られる。散孔材、心材は紅褐色などやや重硬で肌目はやや粗い。輸入家具材の主要なもの。
●チーク クマツヅラ科・チーク属
落葉高木。天然分布はインドからインドシナへかけてモンスーン地域で、またジャワをはじめ東南アジア、西アフリカ、ケニア、西インド諸島などに多く造林されている。材は環孔材に近い散孔材で生長輪は明らか。心材は金黄色〜暗褐色、ときに黒褐色の縞がある。材は中庸からやや重硬、強靱で、狂いが少なく、耐朽性大、シロアリに強い。第一級の家具材で、建築装飾材、船舶、彫刻など用途も多い。
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