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HOME羽毛ふとん>「羽毛布団」の基礎知識
「羽毛布団」の基礎知識
@ 「羽毛布団」とはどういうものでしょうか?
「ダウン」と「フェザー」
「羽毛布団」とは、ふとんの中味に「うもう」を使ったふとんのこと。一般的にはグース(ガチョウ)やダック(アヒル)といった水鳥たちの羽毛が使われます。
水鳥の羽毛は、その形からダウン(Down)とフェザー(Feather)に分けられます。ダウンは、胸から腹部にみられるタンポポの綿毛のような形をした羽毛で、いわば鳥の肌着にあたるもの。一方、フェザーは、いわゆる鳥の羽根ですが、鳥の上着と考えればわかりやすいでしょう。全長6.5cm以下の小さなフェザーは、スモールフェザーと呼ばれています。

ダウン

水鳥の胸から腹部に密生している綿毛。
写真のような放射線状のダウンボールを形成しているので、羽毛同士が重なり合うことがありません。
主に掛け布団に使われます。
スモールフェザー

水鳥の腹部に生えている小羽根。
弾力性のある中央の羽軸が特徴で、長さが6.5cm以下のものをスモールフェザーといいます。
主に敷布団、枕、クッションなどに使われます。         
「羽毛布団」とは?
羽毛布団とは、そのダウンが50%以上含まれたものをいい、フェザーが50%以上の羽根布団とは、区別しています。一般的にダウンの混合率の高いものほど高級といえます。
羽毛布団はふんわりとしていて軽く、暖かい。さらに汗をよく吸収し、吸収した汗を外に発散します。その上、ドレープ性が良いのでふとんが身体に沿ってフィットし、寒気が入り込みません。つまり、身体に優しく、快適な眠りの時間が過ごせる理想のふとんなのです。

A 羽毛布団の「羽毛」の力。これが、豊かな眠りの環境をつくります。
・・・羽毛布団の主役、ダウンについて
軽くて、暖かい。
羽毛布団が暖かいのは、なぜでしょう?それは、ダウンが呼吸をしているからです。寒いとき、ダウンは、ふくらんで開きます。ひとつひとつは重なり合わず、たくさんの空気を抱え込んで暖かさを保ちます。布団はふっくらとボリュームがあっても、中身はほとんど空気。軽くて身体を圧迫しません。逆に暑いときは、ダウンが閉じます。空気を抱え込まず、通気性をよくするのです。

汗や湿気を吸い取り、外に発散
人は寝ている間にコップ1杯もの汗をかくといわれています。暑いとき、ダウンが閉じて通気をよくし、水分を発散します。これは、透湿性と呼ばれるダウンの特性です。羽毛布団は、他の素材の布団と比べて透湿性に優れているため、サラッとした肌触りでここちよく眠れます。

身体のラインに沿ってフィット
ドレープ性(肌沿い)もダウンの特性です。ドレープ性とは、布団が身体に沿ってフィットすることを表す言葉。ダウンは、それぞれが層になったり、重なり合ったりしないので、空気をたくさん含み、布団が身体にぴったり沿って沈みます。肩口などから寒い空気が入りにくく、布団の中の暖かい空気も逃がしません。

たたむと、こじんまり。
羽毛布団の中味はほとんど空気ですから、広げるとふっくらしますが、ぎゅっとたたむと、かなり小さくなります。その圧縮率は、他のどの素材よりも大きくなっています。収納するときも。綿布団より小さなスペースですみます。
ポーリッシュ・ホワイトマザーグースダウン

ポーランド産。卵を産んだ後の親鳥(マザーグース)からのみ採取できる、稀少性の高いたいへん貴重なダウン。
ダウンボールが非常に大きく毛足が長いので、豊かな保温性とボリュームが得られ、弾力性にもすぐれています。世界最高のダウンです。
ポーリッシュ・ホワイトグースダウン

ポーランド産。
ダウンボールが大きく、保温性、ボリューム、弾力性すべての面で優れています。
採取量が少なく、稀少価値の高いダウンです。
ハンガリアン・ホワイトグースダウン

ハンガリー産。
高品質なダウンです。
大きくて豊かなダウンボールを持ち、保温性、弾力性に富んでいます。
ここで注意していただきたいのは、これらの優れた特性は、すべて「ダウン」の特長によるものだということです。ダウンの混合率が高ければ高いほど、高品質の羽毛布団というわけです。

B 「生地」に」よって肌触りが断然違います。
 豊かな眠りの環境には、心理的なやすらぎも必要です。
羽毛布団のやすらぎ感は、ふかふかなダウンもさることながら、布団をくるんでいる布地、つまり「側生地」の肌触りにもあります。たとえ中味が良質な羽毛でも、それを包む「側生地」がゴワゴワでは、やわらかくやさしい羽毛の弾力性が肌に伝わりません。
 側生地には、肌触りのソフトさに加え、軽さと強さ、通気性のよさも求められます。また、中の羽毛が外に飛び出すのを防ぐための加工も重要です。丈夫なツイル織りやドレープ性にすぐれたサテン織りが最適です。
 生地はコットンが主流で、より細い糸で織られた目の細かいものほど、よいとされます。側生地の密度は「打ち込み本数」で表します。打ち込み本数とは、1インチ(約2.5cm)四方の縦糸と横糸の合計数のことで、これが250本以上のものが高密度の側生地といえます。高密度な側生地からは、ダニなどが侵入しません。そして、薄くやわらかく仕上がるため、布団のドレープ性がいっそうよくなります。
 また、側生地は、無地かプリントされているかによっても、風合いが違ってきます。花柄などのプリントを施すことによって、生地本来の持つ柔らかさや通気性が損なわれてしまうのです。ですから、伝統あるヨーロッパの羽毛布団の側生地は、良質で無地の綿(コットン)が多く使われています。
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